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INTERVIEW

旬なあの人の素顔に迫る!WEB版今月の「人」 - SISTER JET 待望の3rdアルバムを引っさげて全国ツアーで暴れまわる! 透明感あふれる歌声とポップなメロディで思春期のせつない感情を歌い上げるSISTER JET。約1年半ぶりのニューアルバム『YOUNG BLUE』ではどんな世界を見せてくれるのか!?WEB版では本誌では紹介しきれなかった曲作りやバンド結成秘話など、よりディープなSISTER JETワールドに迫る。 Photo:BUN, Interview: Kazumi Tokura

17歳って大人でもないし子供でもない。だからすごくはかないというか、大げさにいうとすごくせつない。

SISTER JET

――『YOUNG BLUE』のなかでも特に思い入れのある曲は?

ワタル.S:もちろん全部だけど、『17(SEVENTEEN)』っていう曲は、あるドキュメンタリーを観て作ったんです。映画を観て、その夜眠れなくなって曲を作るっていうことはあったけど、自分が観たドキュメンタリーから直接的に観て感じて曲を作ったっていうのははじめてのことかな。

――どういうドキュメンタリーだったんですか?

ワタル.S:17歳の女の子が病気で体が悪くなっちゃったんです。周りの人はどうにか生きてほしいって言うんだけど、彼女は自分で死を選ぶっていう内容。すごく心を打たれて『17(SEVENTEEN)』ができました。

――この曲では思春期にしかないキラキラ感が表現されてましたね。
でも、それはずっと続くわけではなくて……。そんな刹那的なところにもキュンとしました。

ワタル.S:俺もそうだったけど、17歳って大人でもないし子供でもない。だからすごくはかないというか、大げさにいうとすごくせつない。SISTER JETを結成したのも17歳のときだから、自分にとってもすごく大事な年齢。コンテストで優勝して、俺は音楽をやっていこうって決めた年齢なんです。

――SISTER JETはワタル.Sさんがみなさんに声をかけて結成にいたったんですか?

ワタル.S:そうですね。最初は遊びの延長みたいなかんじだったけど、17歳のときに始めて曲を作って。1曲しか作ってなかったけど、それがコンテストで優勝して。

――どんなタイトルだったんですか?

ケンスケ:ここではちょっと言えないような……。
ワタル.S:ちょっと危ない。グロテスクすぎるかもしれないんで伏せておきます。あの頃は怒ってたので、ポップソングというより、そのときの気持ちを表した曲だった。

――何に対しての怒りなのかわからないというのは、その年代特有のものですよね。

ワタル.S:そう。大人になっていくとか、自分が社会に染まっていくってことに怒っていたのかもしれない。それは嫌だっていう。当時はそういう純粋な気持ちでバンドをやってた気がする。

はじめて自分のコアな部分まで降りて言葉なりメロディが出せたような気がする。

SISTER JET

――時が流れてその気持ちは変わりましたか?

ワタル.S:どこかにそういう気持ちはあるし、今でも音楽を続けてるっていうのはそういうことなんだと思う。このアルバムを作ってみて、当時の気持ちを再確認できたような気がする。一曲一曲すごく愛情を込めたし、でも頭でっかちにはならずに。すべての言葉もそうだけど、はじめて自分のコアな部分まで降りて言葉なりメロディが出せたような気がする。その域に行くまで時間がかかりましたね。

――アルバムはどんなスタイルで作っているんですか?

ワタル.S:詞は俺が作りますね。スタジオでワーッと作るものもあるし、ある程度形になったものをごちゃごちゃ変えることもある。『YOUNG BLUE』の収録曲だとラストの『30』は完全に俺が全部作りました。6番目の『(Almost)Young Blue』と11番目の『JETCOASTER LAG』は、ケンスケが先にメロディを作って。俺が言葉をつけていった。すごいケンカですよ。
ケンスケ:俺がメロディを作って持っていっても、ワタル.Sは歌う人だからなかなか……。
ワタル.S:「ちょっとこれ高いな~」「低すぎて、このメロディちょっとよくわかんない」とか。
ケンスケ:スタジオでね、そういうやり取りが。
ワタル.S:すごいですよ。

――ショウさんもそのバトルに参加するんですか?

ワタル.S:一番怒るでしょ?
ショウ:いえいえ(笑)
ワタル.S:全員がいいものを作ろうと思ってるから、清々しいケンカです。終わってスタジオを出たら別にってね。みんな音楽が好きだから、ここは譲れんと。シンバル1個が違うとかすごい細かいところまでケンカして作ってるから、このアルバムはSISTER JET3人の音楽です。

――SISTER JETの音楽というと、爽やかでポップ、ノリがよくてキュンとするっていう印象があったので、怒りの気持ちを込めた曲からスタートしたという話は意外でした。

ワタル.S:いつからか、バンドでちゃんと曲を作れるようになったとき、怒っていても笑って音楽を作っちゃう。ポップな曲ができちゃうっていう状況になったんです。怒りのドロドロした感情を前面に出すような音楽をSISTER JETではやりたくないというか。セックス・ピストルズもすごいことを言ってるけど、メロディはポップだし。SISTER JETがこれは表現ですみたいなアートっぽくなっちゃうのは嫌だった。「俺の鼻水を見てくれ!」っていうよりは、しっかり歯を磨いて、ちゃんと生活をしていなかがらも、音楽では「クソ野郎!」って歌う感じなんだと思いますね。

ライブではイメージと違うと言われる。思ったよりしっかりロックンロールしているバンドだと。

SISTER JET

――『YOUNG BLUE』のリリースにともない全国ツアーも始まります。いつものライブはどんな雰囲気ですか?

ワタル.S:よくイメージと違うと言われる。思ったよりしっかりロックンロールしているバンドだと。ショウもテンション高いですから。飛び跳ねてますよ。それは、福生っていう俺たちの地元、米軍基地があるところでずっと修行というか遊んでいたからなのかもしれない。酒を飲んでいる外国人のお客さん相手にライブをしていたから。ケンスケは立ってドラムを叩いたりとか、自然とパフォーマンスもお客さんが喜ぶようなことをやっていたっていうのはあるんだと思う。

――福生でのライブ活動はずっと続けてきたんですか?

ワタル.S:ずっとやってましたね。つい最近もやったし。都内のライブとは全然雰囲気が違いますね。ぜひ1回観てほしい。福生のライブハウスは独特な感じがするから。

――中途半端なパフォーマンスをしたときには大ブーイングなんですか?

ワタル.S:そうそう。それでケンカになったバンドもあるし。対バンの人が「お前らくだらない」ってステージにあがってドラムを壊して。ショウが止めに入ったら殴られたっていう。
ショウ:(笑)
ワタル.S:僕らはそんなことはなかったですけど。

――このメンバーで音楽を続けられた理由はどこにあると思いますか?

ケンスケ:どこかで趣味が同じなんだと思います。結局、3人ともメロディがある音楽が好きだから。たとえば、ビートルズとかよくいうけど。
ワタル.S:ビートルズ好きじゃねえじゃん!昨日キンクスの方がいいって言ってたじゃん!
ケンスケ:コアにある部分が似ているから一緒にやれてるんじゃないかなって思います。

――ワタル.Sさんがショウさんに声をかけたのはどんなきっかけだったんですか?

ワタル.S:ショウは見てのとおり芸術系な感じで。当時、ベースがやめてしまって、同い年では誰もいなかったんです。放課後に俺が高校の4階にある美術室にかわいい子がいたからナンパしに行ったんですよ。そしたら、美術室の隅っこで我関せずって感じで絵を描いている人がいて。すごい格好してたの。金髪でピアスを5~6個つけていて、ボロボロの目立つ芸術系。それがショウ。「バンドやってんの?って聞いたんだっけ?
ショウ:そんな感じだったと思いますね。
ワタル.S:「弾けまーす」っていうからケンスケと3人でスタジオに入って。その瞬間にもうクビにしようって思いましたね。だって全然弾けないんだもん(笑)。でも、シド・ヴィシャスだって最初はベースを弾けなかったし、ショウは背が高いし格好いいし。次のライブまでやってみようってなって、そこからずっと。

――クアトロへの思い入れはありますか?

ワタル.S:ありますよ! 高校生のときから、一番ライブを観に来ていた場所だったから。
ケンスケ:そうですね。
ワタル.S:外国人アーティストがくると絶対にクアトロ。クアトロ以上の規模のライブハウスに行くと、ライブがあんまり面白くなくて。クアトロで観るライブに一番感動してた気がする。だから、自分がクアトロのステージにあがるときは、昔ライブを観にきていたときの気分を思い出すと思う。それはどのライブハウスでも同じだけど、特にクアトロは。

このアルバムでは聴いている人の胸のスキマにすっと入れるような音楽を作れた。

SISTER JET

――では最後に読者へのメッセージをお願いします。

ワタル:今、興奮剤みたいな音楽がたくさんあると思うけど、このアルバムでは聴いている人の胸のスキマにすっと入れるような音楽を作れたと思う。日常の中でいろいろあると思うけど、ちょっと聴いてほしいなっていう自信作ができたのでぜひ聴いてほしいなと思います。もちろんライブでも!

PROFILE

SISTER JET(シスタージェット)
ワタル.S(vo/gt・中)、ショウサカベ(ba/cho・左)、ケンスケアオキ(dr/cho・右)の3人からなる東京のウェッサイ福生発のロックンロールバンド。2000年代以降のクールなロックとロンドンがスウィンギンしまくったエバーグリーンな胸キュンメロディがミラクルに合体。YOUTHな一瞬をキラキラとサウンドに散りばめた音楽の魔法がここに! そんな彼らのNEWシングル『しろくま』が好評発売中! 待望のNEWアルバム『YOUNG BLUE』が6月6日(水)に発売決定!
詳細はこちら→ www.sisterjet.com

SISTER JET『YOUNG BLUE』アルバム&ツアー情報

前作『LONELY PLANET BOY』から約1年半ぶりとなるSISTER JETの3rdアルバム『YOUNG BLUE』が待望のリリース。フジテレビの音楽番組『魁!音楽番付Eight』のエンディングテーマ曲でもある『17(SEVENTEEN)』など、全12曲を収録。メンバー自ら自信作だと太鼓判を押す一枚! 夏にぴったりなアッパーチューンをはじめ、多彩なラインナップ。今すぐチェックして!

6月6日(水)発売
¥2,500(税込) felicity

TOUR YOUNG BLUE

7/30(月)千葉LIVE SPOT LOOK
8/02(木)京都MOJO
8/04(土)福岡DRUM SON
8/05(日)長崎DRUM Be-7
8/07(火)広島Cave-Be
8/08(水)岡山CRAZY MAMA 2nd Room
8/09(木)神戸太陽と虎
8/11(土)浜松メスカリンドライブ
8/18(土)新潟WOODY
8/19(日)福島OUTLINE
8/22(水)横浜CLUB LIZARD
8/25(土)旭川CASINO DRIVE
8/26(日)札幌COLONY
8/30(木)松本ALEX
9/01(土)仙台PARK SQUARE
9/02(日)盛岡Club Change
9/08(土)宇都宮HELLO DOLLY
9/14(金)梅田CLUB QUATTRO
9/16(日)名古屋CLUB UPSET
9/17(月・祝)渋谷CLUB QUATTRO

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